さあ、今日からアコギです。
どんだけ長くなるかわかりませんが、とりあえず見切り発車でやってみますか(笑)

A.2番目に安いアコギ。ランバーLF-3
http://www.shimamura.co.jp/originalbrand/lumber/lf3.html

大抵ネットとかで見ると9000円前後ぐらいでありますが、ちょっといくらなんでもあれなんで…

B.結構高いアコギ、マーチンの高いのばかりのページ。
http://www.kurosawagakki.com/tags/search/2/194/1560.html

ホントこればっかりは見ただけじゃわからないですよね。

基本は表板(以下トップ)はスプルースで側・裏板(以下サイド・バック)はマホガニーorローズウッドが主流ですが、
まずポイントとしてはトップが単版(ソリッドとも呼ばれます)ではない場合。
次にサイド・バックがマホガニーorローズウッド以外の木がつかわれている。
以上の2点を満たしている場合は、あまり良い楽器とはいえないと思います。先ほどのLF-3はサペリ材というのを使っていますね。ヤマハはナトーという材を使うことが多いですかね。

トップ単版でサイド・バックがマホガニーの低価格モデル。
ジェームス JD350 ¥32,000
http://www.shimamura.co.jp/originalbrand/james/models/acoustic/jd350.html
トップ単版でサイド・バックがローズウッドの低価格モデル
ヤマハ FG730s ¥42,000
http://yamaha.jp/product/guitars-basses/ac-guitars/fg730s/
ジェームス JD650 ¥69,000
http://www.shimamura.co.jp/originalbrand/james/models/acoustic/jd650.html

カラオケのワイヤレスマイクとPA用のワイヤレスマイクは何が違うんでしょう?

カラオケには赤外線ワイヤレスが使われています。対してPAでは電波式が使われています。

以下はwikipediaからの抜粋。

ワイヤレスマイク(ラジオマイク)
音声伝送に有線ではなく無線または光(赤外線)を用いるマイク。電波法ではラジオマイクと呼ばれている。
無線を用いるものについては、A型(797〜806MHz。Ax、A2型を含む)、B型(806〜810MHz)及びC型(322MHz)が現在用いられている。この区分は音声の品質と1チャンネルあたりの周波数帯域を考慮して決められている。
A型は放送及び音楽など高品質音声用途、B型は一般的な音楽・アナウンス用途、C型は必要最低限の明瞭度で十分なアナウンス・ガイド用途である。A型は単体の送受信機が主であり、B型は送受信機単体の他にミキサーやパワーアンプと一体で使用されているものも見られる。C型はアンプ・スピーカーと一体となったポータブル機器に使用されているものが多い。
A型はFPUと周波数を共用するため、「特定ラジオマイク利用者連盟」(特ラ連)を通じて無線局の免許と運用に際して利用調整が必要である。以前は40.68MHz(ISMバンドの一つ)、200MHz帯も用いられたが、平成8年に電波法で利用が禁止された。

赤外線によるものは業務用カラオケ装置に採用例が見られる。これは繁華街やカラオケボックスのようなカラオケ利用者が密集しているエリアでは、無線を用いたとき他の店舗などから混信しやすいため、障害物に強く、かつ壁を通過しない赤外線の利用が進んだと考えられる。

〜抜粋終わり〜

普段、楽器メーカーが利用しているのはB型の1グループと呼ばれるB-11〜16です。
有名ブランドのEx-proのPWというシリーズですが、こちらも可変方式としてこの6つの中から選べるようになっています。
http://www.ex-pro.co.jp/lm/lm10.html

赤外線の方はパナソニックとかから出ているようですね。
これを見る限り、こちらは4バンドしかないようです。その代わり壁などは通らないので
別の部屋で使えば、近くでも混線することはないようです。
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn070322-2/jn070322-2.html

最近TVでよく見るな〜と思っていましたが

どうやらゼンハイザーらしいですね。

値段も調べてみましたが、どうやらマイク1本が50万ぐらいするみたいです。
レシーバーの値段は恐ろしくて調べられません…。

でも今、だいたいどこのステージ見ても使われてるって事は人気あるんだなぁ?
誰か売った人いないかな(笑)

これで本当に終わります。
低価格モデル
[rakuten:ontai:1327426:detail]
高級モデル
[rakuten:one-one:10000631:detail]

ギターの材質は

表板はシダー(杉)とスプルース(松)があると以前書きましたが、クラシックギターに関して言えば王道は『シダー、杉』の方ですね。
『スプルース、松』はフォークギターに使われることが多いので、ユーザーの好みで作ってみたらけっこう良かった的な存在なんじゃないかと勝手に思っております。

側板と裏板はたいてい表板とセットになっていますが『シダー』には『マホガニー』、『スプルース』には『ローズウッド』という組み合わせが普通です。

ネックは『棹』と呼ばれることもありますが、大抵マホガニーが使われています。
安いモデルだと『ナトー』と呼ばれる木材が使われることもあります。

指板(しばん)は『フィンガーボード』とも呼ばれますが、高級モデルはほとんどが『エボニー』と呼ばれる黒檀を使っています。低価格モデルでは『ローズウッド』が使われることが多いですね。

木材に関しては、このページが参考になるかもしれません。
http://www.player.jp/pol/lab/jiten_mokuzai222.html
http://www.amy.hi-ho.ne.jp/hiromi-ishii/contents/music/musium/wood1.html

ただ同じ木材でもクオリティの違いというのが木1本、1本でも違いますし、同じ木から取った材でも木目の細かさなどで差が出ますから、高級ギターというのは『厳選された材』を使っていると理解してもらえればよいと思います。

『シダー』モデルと『スプルース』モデルとの違いですが、どちらかというとスプルースモデルの方がフォークギターに近く、明るい硬めの音になる傾向があると思います。張りがあるという言葉も当てはまるかもしれません。
逆にシダーモデルは本来のクラシックギターのイメージの柔らかく、温かみのある、ちょっとこもった感じと言えるかもしれません。

だいたいこういう知識を元にカタログの仕様を眺めるとイメージが膨らむと思います。
あとは予算に合わせて2、3本実際に音を聞いて見ることをオススメします。

タイトルのこの言葉、前回の『聞き極め方』の最後に出てきましたが、
楽器屋さんをやってく上で必要不可欠な能力がこの『音の言語化なんじゃなかろうかと思います。
これは先天的なものではなく後天的な努力によって身につけられるものだと思います。
どうやって?
読書で、それも小説で。
読書だけじゃないですね、音楽を聴いたりするのもいいでしょうね。
とにかく文章や歌詞などで『言葉』というものに敏感に生活することだと思います。

例えば「『春の熊』みたいな音ですよね」っていう言葉でもなんとなくイメージを共有できますよね、できないか(笑)
でも「冬の海のキラキラした感じがしませんか?」とか「グーでパンチした時とビンタした時との違いぐらいないですか?」とか言えば
ただ楽器を鳴らして「どうですか?」と訊くよりより深いコミュニケーションが取れますよね。

コルグからこの夏発売予定のDSソフト、その名も『DS-10』

4パートドラムマシンと2パートアナログシンセでリズムトラックを作成。
ディレイ、コーラス、フランジャーの3エフェクトも搭載。
これは欲しいですね。

http://www.aqi.co.jp/product/ds10/jp/index.html

6パートというのはドラムマシンで4パート(バスドラ、スネア、ハイハット、タムかな)あとベースとかメロディでつかえるアナログシンセが2パートあるってことですね。
ドラムの音が4種類、アナログシンセの音が2種類(=パート)ということですね。

16ステップというのは1小節を16分割して、そのタイミングで音を当てはめていくというやり方です。
↑のホームページの右側に3つ画像があって、その真ん中にピアノを縦にした画像がありますね。その横に16個のマスがあって白く塗りつぶされていたりしていますが、これのことです。

16分の1小節ということは1拍の1/4、それは16分音符ですね。16分音符を最小単位として入力をしていくということで16ステップシーケンサーと呼ばれています。
詳しくはコチラ↓↓↓↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/Roland_TR-909

コルグエレクトライブ、赤いヤツと青いヤツまだあるかな?あれと同じ方式なんだけどね。

たとえば
バスドラ ●○○○/○○○○/●○●○/○○○○
手拍子 ○○○○/●○○○/○○○○/●○○○

てのが『ロックユー!!』のリズムになるってことよ(笑)

ジャーンのあとは単音で。
普通にドレミファソラシドでもいいですけど、5弦の解放から
ラシドレミファソラシドレミファ、とかやると結構いい感じになります。
もし曲をやるなら、バッハの『主よ人の望みの喜びよ』あたりでしょうか?
わりと2、3弦と4弦が違いがわかる辺りです。


これも面倒なんですが1本1本変わりばんこに持ち替えます。

そういう風に音をだすと例えばクラギだと3弦Gが「ポーン」なのか「ポ〜ン」なのか「ぽ〜ん」なのか「ぱーん」なのか「パン」なのかが弾いている自分にはなんとなくわかってきます。また「ポン」と弦だけの音なのか、「ポローン」と胴体から響いてくる感じがあるのかとか、極端に言うと「ブワ〜ン」的な響きがあるのかもわかると思います。

大事なのはそれをどうやって相手に伝えるかなんですが、一番手っ取り早いのは相手に自分と同じように楽器を抱えて、体感してもらうことです。
けどいきなり言っても持ってくれないお客さんは多いのでそこで一番大事なのが『言語化』です。
ちょっと先ほども触れましたが、例えば1弦なら「ポン」なのか「ぽ〜ん」なのか「パン」なのか?
6弦なら「ブォ〜ン」なのか「ブィ〜ン」なのか「ボーン」なのか「ぼ〜ん」なのか?
そういう風にお客さんと『言葉』にして『どうでしょうね〜?』とかいいながら会話をすることで、お客さんの興味を惹きつけることができると思います。