ジャーンのあとは単音で。
普通にドレミファソラシドでもいいですけど、5弦の解放から
ラシドレミファソラシドレミファ、とかやると結構いい感じになります。
もし曲をやるなら、バッハの『主よ人の望みの喜びよ』あたりでしょうか?
わりと2、3弦と4弦が違いがわかる辺りです。


これも面倒なんですが1本1本変わりばんこに持ち替えます。

そういう風に音をだすと例えばクラギだと3弦Gが「ポーン」なのか「ポ〜ン」なのか「ぽ〜ん」なのか「ぱーん」なのか「パン」なのかが弾いている自分にはなんとなくわかってきます。また「ポン」と弦だけの音なのか、「ポローン」と胴体から響いてくる感じがあるのかとか、極端に言うと「ブワ〜ン」的な響きがあるのかもわかると思います。

大事なのはそれをどうやって相手に伝えるかなんですが、一番手っ取り早いのは相手に自分と同じように楽器を抱えて、体感してもらうことです。
けどいきなり言っても持ってくれないお客さんは多いのでそこで一番大事なのが『言語化』です。
ちょっと先ほども触れましたが、例えば1弦なら「ポン」なのか「ぽ〜ん」なのか「パン」なのか?
6弦なら「ブォ〜ン」なのか「ブィ〜ン」なのか「ボーン」なのか「ぼ〜ん」なのか?
そういう風にお客さんと『言葉』にして『どうでしょうね〜?』とかいいながら会話をすることで、お客さんの興味を惹きつけることができると思います。