これで本当に終わります。
低価格モデル
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高級モデル
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ギターの材質は

表板はシダー(杉)とスプルース(松)があると以前書きましたが、クラシックギターに関して言えば王道は『シダー、杉』の方ですね。
『スプルース、松』はフォークギターに使われることが多いので、ユーザーの好みで作ってみたらけっこう良かった的な存在なんじゃないかと勝手に思っております。

側板と裏板はたいてい表板とセットになっていますが『シダー』には『マホガニー』、『スプルース』には『ローズウッド』という組み合わせが普通です。

ネックは『棹』と呼ばれることもありますが、大抵マホガニーが使われています。
安いモデルだと『ナトー』と呼ばれる木材が使われることもあります。

指板(しばん)は『フィンガーボード』とも呼ばれますが、高級モデルはほとんどが『エボニー』と呼ばれる黒檀を使っています。低価格モデルでは『ローズウッド』が使われることが多いですね。

木材に関しては、このページが参考になるかもしれません。
http://www.player.jp/pol/lab/jiten_mokuzai222.html
http://www.amy.hi-ho.ne.jp/hiromi-ishii/contents/music/musium/wood1.html

ただ同じ木材でもクオリティの違いというのが木1本、1本でも違いますし、同じ木から取った材でも木目の細かさなどで差が出ますから、高級ギターというのは『厳選された材』を使っていると理解してもらえればよいと思います。

『シダー』モデルと『スプルース』モデルとの違いですが、どちらかというとスプルースモデルの方がフォークギターに近く、明るい硬めの音になる傾向があると思います。張りがあるという言葉も当てはまるかもしれません。
逆にシダーモデルは本来のクラシックギターのイメージの柔らかく、温かみのある、ちょっとこもった感じと言えるかもしれません。

だいたいこういう知識を元にカタログの仕様を眺めるとイメージが膨らむと思います。
あとは予算に合わせて2、3本実際に音を聞いて見ることをオススメします。