結局、どういうギターを買えばいいかは正直わからないのですが…
↑↑↑↑↑↑↑↑
わからんのかいっ!!


ただ僕が10年間言い続けてきたのは『もし本当に始める気があるのなら、今買える一番高い金額で一番音の気に入ったギターを買った方がいいですよ』ということです。

やはり初めてギターを買いにきた方は安いものから探す方が多いと思います。
その気持ち、考えはよ〜くわかります、そりゃ今の時代、安くて良いものがあれば一番良いですが、ギターに限らず、楽器、それもアコースティック楽器に限って言えば、値段が上がれば基本的に音もよくなる傾向は確かにあります。

その辺をもう少し専門的に書いてみます。これはアコギにも通じる話なのでまたいつか出てくると思います。

ヤマハさんのカタログをもう一度見てみましょう。
できれば別ウィンドウでみてください。
http://yamaha.jp/product/guitars-basses/cl-guitars/?sort=1
CG151CとCG171Cを較べてみましょう。
ちなみに151CのCは『Ceder=杉』、151SのSは『Spruce=松』のことです。表面の板の材質が異なるモデルとして別になっているようです。
一般的にクラギの表板(トップ)は杉が多いのですが、アコギに使われることの多い松を使ったモデルも多様なサウンドを求めるユーザーに受け入れられているようでまたす。
さて151C¥37,800と171C¥48,300ですが、両モデルともアメリカ杉表板(トップ)単版を売りにしていますからこの違いは側板、裏板の違いのようですね。
151Cはオバンコール、171Cはローズウッドという木材を使っています。
それでは171Cの方がよい音がするのでしょうか?
ここです!!
これだけはご自分の耳で確かめてください。

自分は初心者だからと楽器に触れるのをためらう方が多いですが、簡単にボロロロロ〜ンってやっただけでもしっかり聞く姿勢になっていれば必ずわかります。絶対です。保証します。
それでも自分でギターを弾くのはちょっとと言う方は店員に頼んでください。このときにやたら難しい曲を見せびらかすのは良い店員ではありません。
あくまでもそのギターの音の違いをお客さんにわかってもらえるような音の出し方をする店員なら合格です。