本当は『ギター関係』で書こうと思いましたが、カテゴリーにおさまりそうにないので…

一昔前、流行った笑い話?
パソコンショップでの会話。
店員「お客様、どのようなパソコンをお探しですか?」
客 「よくわからないんですけど、お勧めのメーカーとか、モデルとかあるんですか?」
店員「それはお客様がパソコンで何をしようとしているかによりますね〜」
客 「それがわからんから聞いとるんじゃ、ボケ〜!!」

楽器屋でも同じような会話がよく聞かれるのも事実です(笑)
客 「どのギターがオススメですか?」
店員「どんな音がお好みですか??」
客 「音の好み???」

まあギターに限らず、楽器屋でよくある会話です。
最近は電子ピアノの接客でよくありますね。
客 「一番本物のピアノに近い音の電子ピアノってどれですか?」
店員「本物のピアノは、ヤマハでしょうか、カワイでしょうか、それともスタインウェイベーゼンドルファー?」
客 「…???」

こういう会話が繰り返され、お客さんは「やっぱり楽器屋って敷居が高いわ〜」と思うか、もしくは「ちゃんとわかるように説明してよね」と不満に思うかで、
店員の方も「そんなこといわれてもなぁ…」とさらに溝は深まるわけで…

それを解決する方法はただ一つしかないと思います。
それは
実際にお客さんの自分の耳で音を確かめること。

ちょっと「恥ずかしい」とか「そんなことしたら商談になって買わされてしまいそう」とか思われるケースもあるとは思いますが、『好みの音』を実際に確認するにはその方法しかありません!!

なので楽器屋の店員はお客さんに『試奏』を薦めるわけです。
もちろん「気に入ったら買ってもらえるかも…」という淡い期待は持っていますが、とりあえずまず音を聴いてもらわないと、話がすすまないのです。

結構そうやって店員に声をかけられると「いや、今日は見に来ただけだから…」といって深入り?を避けようとする方が多いですが、
断言します、
見ただけで好みの楽器はぜったいにわかりません!!

なので、下見でも何でも良いので、実際に音を聴いてみることをオススメします。


でも楽器屋慣れしている人ほど、買う予定も大して興味もないのに、ただ弾きたいからって、店員に試奏を頼むんですよね(笑)